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本願寺備後教堂の報恩講がお勤まりになりました

11月29日、てんぷるらいふの3人が所属する備後教区の備後教堂で報恩講がお勤まりになりました。私、枝廣は昨年よりお餅のお供物作成をお手伝いさせていただいております。ということで、少しだけお供物の作成過程やお荘厳をご紹介します。なお当日の様子は、備後教堂のYouTubeチャネルからご覧いただけます。こちらからどうぞ https://www.youtube.com/watch?v=WkgnsvuKku8&t=14s (1か月間の限定公開だそうです)

お餅のお供物は、2日前の午前中から作り出します。私は午前中は法務があり、午後から備後教堂に行きました。午前中の間に仏教婦人会の会員さんや門徒推進員の方々が小餅を作ってくださっていました。

画像のお餅は一部ですが八升分のもち米を餅つき機でつきます。そのお餅を小餅にしてくださっています。そしてこの小餅を芯に刺している串に刺していきます。私はこの工程から参加しました。

この芯は、ホームセンターに売っている木の棒に段ボールを巻き付けて作っています。

この串に刺していくのですが、綺麗に刺していくのがなかなか難しいのです。

完成品です。一つ作るのに1時間半~2時間ぐらいかかります。正面がわかるように、一応串がさしてあります。御本尊の前にお供えします。

どーん!

お餅というか、お華がすごいですね笑

この仏華は備後教区内の有志で結成される「仏華の会」の皆さんが生けています。すこしだけお華を生けている様子もご紹介します。

図面を作成して、それをもとに生けていくようです。私は仏華は全くできません。ただただ圧倒され、その美しさに感動します。

お餅以外にもさまざまなものがお供えされています。残念ながら今年の写真を撮っていなかったので、昨年のものになりますが、少しご紹介します。

御本尊横にはみかんとこんぶがお供えしてあります。

御開山親鸞聖人のところにはお餅と昆布に加えて、ビスケットがお供えしてありますね。

このカラフルなマカロンのようなものは、最中の皮です。最中ももち米で作られますので、もはやお餅ですね。

蓮如上人の横には、クッキーの他に粟おこしと乾瓢がおそなえしてあります。これらのお供え物は法要が終わった後に、おさがりとして参拝者に振る舞われます。

法要にお参りされる際に、お供え物にも注目してみるとおもしろいかもしれませんね。なお、備後教堂は毎月11日に朝席10:00~昼席13:00~常例法座を行っております。だれもが自由に仏法を聞くことが出来ます。ちなみに今月12月はてんぷるらいふの田坂英尊、来年2月は私枝廣大智が出向致します。お近くの方はぜひお参りください

執筆者:枝廣大智

※備後教区とは

浄土真宗本願寺派(本派)では、 全国を32のエリアにわけていますが、 その一つ一つの区域の呼び方を「教区」あるいは「特別区」と表現しています。「備後教区」は、その32の教区・特別区の1つで、 その範囲は岡山県西部から広島県東部にわたります。 各教区の名称は地域の歴史の中で呼ばれてきた名称が使われているため、 必ずしも行政区域の名称と同じにはなっていません。(備後教区HPより)

備後教区のご案内 | 浄土真宗本願寺派 – 備後教区

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